一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成21年度環境技術実証事業「ヒートアイランド対策技術分野」(建築物外皮による空調負荷低減等技術)実証試験結果報告書を環境省が承認
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2010.04.28 【情報源】環境省/2010.04.26 発表
平成21年度に実証試験が行われた、環境技術実証事業「ヒートアイランド対策技術分野」(建築物外皮による空調負荷低減等技術)の実証試験結果報告書が、実証機関である財団法人建材試験センター、大阪府環境農林水産総合研究所及び財団法人日本塗料検査協会で取りまとめられ、報告を受けた環境省は、これを承認した。環境技術実証事業は、すでに適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするもの。
今回報告された実証対象技術は、建築物(事務所、住宅など)に後付けで取り付けることができる外皮技術であり、室内冷房負荷を低減等させることにより、人工排熱を低減させ、ヒートアイランド対策効果が得られるもの(ただし、緑化は除く)。
各実証対象技術の実証試験結果報告書の詳細は、環境技術実証事業ホームページで公開される予定。【環境省】