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環境ニュース[国内]

国際シンポジウム「日本における里山・里海の生態系サービス評価:生物多様性条約第10回締約国会議に向けた地域からの貢献」 開催

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2010.04.23 【情報源】環境省/2010.04.22 発表

 環境省は、平成22年5月23日に国際シンポジウム「日本における里山・里海生態系サービス評価:生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に向けた地域からの貢献」を国連大学高等研究所が開催すると発表した。
 このシンポジウムは、ミレニアム生態系評価(※1)の考え方を基礎として実施している「日本における里山・里海のサブ・グローバル評価(里山里海SGA)」(※2)について、国内の地域毎の評価結果を発表するとともに、今後の評価結果の活用及び効果的な発信の方法を議論するためのもの。
 参加方法は、件名に『5/23里山里海生態系サービス評価国際シンポジウム』と記入し、本文に氏名、所属機関、Eメールアドレス、電話番号を明記して、5月18日までに eventregistration@ias.unu.edu 宛に申し込む事が必要。

※1 アナン前国連事務総長の呼びかけに基づき、2001年から2005年にかけ世界の1,360人以上の科学者により実施された世界初の総合的な地球規模の生態系評価。生態系の変化が人間の福利にどのような影響を及ぼすのかを示し、政策・意思決定に役立つ総合的な情報を提供するとともに、生態系の保全と持続可能な利用の促進、人間の福利向上のためにとるべき行動の選択肢を提言。

※2 里山と里海からもたらされる生態系サービスをミレニアム生態系評価の概念的枠組みを適用して評価し、里山・里海の保全および持続可能な利用・管理に向けて行動を起こすための科学的基盤を提供することを目的として、国連大学高等研究所が事務局となり、2007年より開始。現在170名以上の執筆者やその他関係者の参画を得て、全国を5つの地域(クラスター)に分類した評価と、全国レベルの総合的な評価を実施。その結果は、環境省が国連大学高等研究所と共同で推進しているSATOYAMAイニシアティブの科学的な基盤を提供することにも貢献。

【環境省】

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