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環境ニュース[国内]

環境省 「環境経済観測(仮称)」の試行実施の結果を公表

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2010.04.16 【情報源】環境省/2010.04.14 発表

 環境省は、環境産業に焦点を当てた初の経済動向調査である「環境経済観測(仮称)」の試行的調査結果についてとりまとめ公表した。
 公表によると、我が国の環境産業全体について、今後10年間、発展していくものと考えている企業が多いこと、環境産業を現在実施している又は実施予定の企業において、自社の環境産業に係る業況は、DI値※で±0と、本年3月期の全ての産業(金融機関を除く。)を対象とした日銀短観のDI値 (業況判断指数)−14(全産業・大企業)に比べて相対的に良い状態にあると捉えられており、特に省エネルギー型家電製品や環境配慮型自動車などにおいては、DI値が数十ポイントのプラスで好況と捉えられていること、などが判明した。
 また、同省では、今回の調査に加え、環境産業の市場規模の推計を行っており、平成20年度の市場規模で、約75兆円に上ることから、最近の傾向として継続して拡大基調にあるとの見解を示している。

※DI=「良い」と回答した割合(%)−「悪い」と回答した割合(%)

【環境省】

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