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環境ニュース[国内]

水産庁 インド洋まぐろ類委員会(IOTC)第14回年次会合の結果公表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2010.03.08 【情報源】水産庁/2010.03.05 発表

 水産庁は、平成22年3月1日から5日にかけ、韓国の釜山で開催されたインド洋まぐろ類委員会(IOTC)第14回年次会合の開催結果を公表した。
 IOTCは、インド洋を対象水域とする、マグロ類の資源保存・最適利用確保を目的とした機関。
 今回の会合には、加盟する19の国と地域が参加し、[1]総許容漁獲量(TAC)及び国別漁獲割当の設定、[2]資源回復のための操業規制区域・期間、[3]資源管理措置等の遵守の改善、などの検討を行った。
 このうち総許容漁獲量(TAC)及び国別漁獲割当の設定に関しては、今回の会合では、メバチ、キハダのTAC及び国別割当の設定はなされず、2012年の年次会合でのTAC及び国別割当の採択を目指して、今後、途上国の漁獲量把握方法の改善や国別割当基準の作成を行っていくこととなった。
 また、資源回復のための操業規制区域・期間については、メバチ、キハダの産卵海域・稚魚保護などを目的として、インド洋北西海域の一部に、1ヶ月間(まき網:11月1日〜12月1日、はえ縄:2月1日〜3月1 日)の禁漁期間を設けることが決定され、2011年の科学委員会で、その効果を評価し、修正の必要性を委員会に勧告することとなった。【水産庁】

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