一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

「国際捕鯨委員会(IWC)の将来に関する小作業部会」及び「IWC中間会合」開催結果公表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2010.03.08 【情報源】林野庁/2010.03.05 発表

 水産庁は、平成22年3月2日から5日まで、米国のセントピーターズバーグ(フロリダ州)において開催された、「IWCの将来に関する小作業部会」及び「IWC中間会合」の結果について公表した。
 小作業部会では、2月22日に公表されたマキエラIWC議長(チリ)の報告書の内容を中心に協議が行われ、各国は持続的利用、反捕鯨の立場から議長報告書に対して意見を述べた。今後、6月のIWC年次会合での包括的合意を目指し引き続き協議を続けていくことで合意。
 日本からは、南極調査捕鯨におけるシーシェパードの妨害行為についてプレゼンテーションを行い、包括的合意のためには本件の解決が必要不可欠である旨を強く発言し、参加国からは暴力行為には反対との発言があった。
 また、中間会合では、グリーンランドによる先住民生存捕鯨の捕獲枠に関する議論が行われる予定であったが、出席国が定数(加盟88カ国の過半数)に達しなかったため、参加国のみで本件についての報告及び意見交換等が行われ、6月のWC年次会合でさらに検討を行うこととされた。【水産庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク