一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成21年国産米に含まれるカドミウム調査 水管理によるカドミウム低減効果を確認
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2010.01.15 【情報源】農林水産省/2010.01.15 発表
農林水産省は、平成21年の国内産米穀を対象として実施した、カドミウム含有調査の結果をまとめ公表した。今回の調査は、過去の調査において、0.4 ppm以上のカドミウムが検出された米穀を生産した地域のうち、水管理によるカドミウム低減効果を引き続き確認する必要のある地域から採取した米穀試料30点を対象に、カドミウム分析を行った。
その結果、分析を行ったすべての試料のカドミウム濃度は0.4 ppm未満であったことから、同省では水管理によるカドミウムの低減効果が確認されたとの見解を示している。【農林水産省】