一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成19年度産廃総排出量、前年度ほぼ同量
【ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2010.01.12 【情報源】環境省/2010.01.12 発表
環境省は、平成19年年度の産業廃棄物の排出・処理状況の調査結果を公表した。公表によると平成19年度の全国の産業廃棄物の総排出量は約4億1,900万トンで、前年度に比べ、約100万トン(約0.2%)の増加となった。
業種別排出量では前年度と同様、電気・ガス・熱供給・水道業(総排出量注22.8%)、農業(同20.9%)、建設業(同18.4%)、鉄鋼業(同 9.1%)、パルプ・紙・紙加工品製造業(同8.5%)、化学工業(同4.2%)の上位6業種で総排出量の約8割を占める結果となった。
また、廃棄物の種類別排出量も前年度同様、汚泥(44.2%)、動物のふん尿(20.9%)、がれき類(14.5%)の上位3品目だけで総排出量の約8割に達していた。
再生利用量は、産業廃棄物全体の52.2%にあたる約2億1,881万トン(前年度約2億1,477万トン)、減量化量は約1億8,047万トン(前年度約1億 8,193万トン)であった。
なお、最終処分量は前年度の約2,180万トンから約2,014万トンに減少した。【環境省】