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環境ニュース[国内]

気象庁 2009年10月 日本の天候を公表 北日本から西日本で気温変動が大

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.11.04 【情報源】気象庁/2009.11.02 発表

 気象庁は、2009年10月の日本の天候を取りまとめ公表した。
 公表によると、月を通じて、天気はおおむね数日の周期で変わったが、上旬と下旬に2つの台風の影響を受けた。上旬には、台風第18号が南大東島付近から四国の南海上を北東進し、8日には愛知県に上陸、その後本州を縦断した。この影響で、北海道から沖縄地方にかけて暴風や大雨となったほか、千葉県や茨城県では竜巻が発生した(台風が上陸したのは2007年9月以来2年ぶり、10月に上陸したのは2004年以来5年ぶりとなる)。また、下旬にも台風第20号が沖縄に接近、その後、関東の南東海上を進み、沖縄・奄美や東日本太平洋側を中心に大雨となった。これら台風による影響で、月降水量は太平洋側では多くなり、沖縄・奄美ではかなり多くなった。
 なお、沖縄・奄美では、台風の接近や前線の影響で平年に比べ曇りや雨の日が多く、月間日照時間はかなり少なかった。
 気温は、北日本から西日本にかけては変動が大きかった。月のはじめと中旬後半から下旬にかけては平年を上回った一方、上旬後半から中旬前半にかけては寒気が流れ込んだ影響で全国的に平年を下回った。また、沖縄・奄美では7月以降、平年を上回る状況が続いていたが、中旬にはようやく平年を下回った。 【気象庁】

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