一般財団法人環境イノベーション情報機構
ANAカーボン・オフセット プログラム事業など6件が「カーボン・オフセット認証ラベル」を取得 11月からモデル事業キャンペーンも開始
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.10.27 【情報源】環境省/2009.10.26 発表
環境省は、環境省のカーボン・オフセット第三者認証基準に基づく認証ラベルが、6案件で認められたと発表した。環境省は、信頼性のあるカーボン・オフセットの取組を推進・普及するため、平成21年3月18日に「カーボン・オフセットの取組に対する第三者認証機関による認証基準(Ver.1.0)」を公表。
この認証基準を受け、気候変動対策認証センター(事務局:社団法人海外環境協力センター)が、カーボン・オフセット認証制度を創設し、5月14日から案件募集を開始している。
有識者によって構成されるカーボン・オフセット認証委員会が10月22日に開催され、審査を経て、今回の6案件が認証された。
今回認証され、ラベリングを受けるのは、株式会社文化放送開発センターの『文化放送“高木美保 close to you”及びSTVラジオ“千ちゃんの幸せラジオドーム”の2番組におけるカーボン・オフセット普及啓発キャンペーン』、エコツーラボ合同会社『エコバカンス』、尾崎食品株式会社『「柑橘王国」ブランドのビネガードリンクのカーボン・オフセット』、カネフク製菓株式会社の『「規格外のせんべいを無駄なく利用した「捨てません餅」のカーボン・オフセット』、株式会社大阪前田製菓の『北海道産ばれいしょ澱粉100%使用の「大玉ぼーろ」のカーボン・オフセット』、全日本空輸株式会社の『ANAカーボン・オフセット プログラム事業』の6案件。
今回の認証により、モデル事業8件のうち、4件が認証を受けたことから、こうした認証案件を中心に、11月からカーボン・オフセットモデル事業の普及啓発キャンペーンを開始するとのこと。【環境省】