一般財団法人環境イノベーション情報機構
旧陸軍習志野学校跡地で「あか筒らしきもの」61個発見される
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2009.10.27 【情報源】環境省/2009.10.23 発表
環境省は、千葉県習志野市の旧陸軍習志野学校跡地内で、老朽化した「あか筒らしきもの」を61個発見したと、平成21年10月23日に発表した。これは、地権者からの要請に基づき、環境省が実施していた環境(埋設物掘削確認)調査で発見された物で、直径約11cm、長さ約21cm程度の円筒形。
現在、密封容器に入れて安全に保管されており、今後、適切に処分を行う予定とのこと。
あか筒は、煙にくしゃみ剤(あか剤)をのせて散布する旧軍の有毒発煙筒。
今回発見された「あか筒らしきもの」は、老朽化しその機能は失われていると考えられるが、くしゃみ剤(あか剤)にはヒ素が含まれていることから、念のため、今後環境省は、発見された箇所周辺の土壌などについて、調査を行う予定。【環境省】