一般財団法人環境イノベーション情報機構
モントリオール・プロセス第2回国別報告書作成 64指標の使い森林の状況を記述
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2009.10.16 【情報源】林野庁/2009.10.16 発表
林野庁は、2009年10月16日までにモントリオール・プロセスで合意され持続可能な森林経営のための基準・指標を使った、「第2回国別報告書」を作成した。モントリオール・プロセスは、欧州以外の温帯林・北方林の持続可能な経営についての国際的な基準・指標を策定・運用するための取り組み。
この報告書は、2003年に作成した第1回国別報告書に続くもので、2006年に決定された7つの基準である[1]生物多様性の保全、[2]森林生態系の生産力の維持、[3]森林生態系の健全性と活力の維持、[4]土壌と水資源の保全と維持、[5]森林による地球的炭素循環への貢献の維持、[6]社会の要望を満たす長期的・多面的な社会・経済的便益の維持及び増進、[7]森林の保全と持続可能な経営のための法的、制度的及び経済的枠組み−−の64指標全てについて日本の森林及び森林経営の状況について様々な側面から記述している。
なお、この報告書は、2009年10月18日〜25日にアルゼンチンで開催される第13回世界林業会議において配布する予定。【林野庁】