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環境ニュース[国内]

ドイツ連邦環境大臣 建物暖房用 深夜電力割引サービスの抑制を要請

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】/2000.10.23 発表

 ドイツ連邦環境大臣は、10月23日、ドイツ発電所協会(Vereinigung Deutscher Elektrizitaetswerke (VDEW))主催の会議「電力、環境、持続可能な開発ー未来とのパートナーシップ」)に出席。
 エネルギーの節約とエネルギー効率の向上の重要性を強調し、建物暖房用に電力を用いることを批判した。
 低温の建物暖房に電力を利用すると、一次エネルギーが利用し尽くされず、エネルギー損失量が大きすぎるというのが理由である(訳注:石炭、天然ガス等を燃焼→発電→発熱させる過程で、転換させる度にエネルギー・ロスが生じるため)
 連邦政府は、現在、建物のエネルギー需要量を引き下げるために、エネルギー節減令の制定作業を進めており、この中に、一次エネルギー換算の評価制度を採りいれることを予定する。これにより、熱エネルギー供給企業がサービスとして行っている建物暖房用の深夜電力割引制度を徐々に抑制することを目論んでいる。
 環境大臣は、エネルギー転換の際に生じるエネルギー・ロスが効率的な方法で調節される場合か、電力が再生可能エネルギーから生産される場合にのみ、低温暖房に電力を利用することを限定すべきだと述べている。【ドイツ連邦環境省】

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