一般財団法人環境イノベーション情報機構
第7回東アジアPOPsモニタリングワークショップの開催結果概要を公表
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2009.10.02 【情報源】環境省/2009.10.01 発表
環境省は、平成21年9月28日から30日に、「第7回東アジアPOPsモニタリングワークショップ」を、東京で開催した。今回のワークショップには、アジア地域10カ国の政府からの約30名の実務担当者と、国連環境計画(UNEP)、北極圏監視評価計画(AMAP)、国連大学(UNU)、北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)及び日本の専門家が参加し、主に以下のような成果が得られたとのこと。
○タムダオ(ベトナム)が、新たな重点調査地点に追加されることになった。
○21年度の東アジア地域の大気バックグラウンドモニタリングは、マレーシアで実施することが決定された。
○POPsモニタリング能力向上に関して、地球環境ファシリティ(GEF)の資金を活用するプロジェクトへ申請することが決定した。このプロジェクトのリード国をベトナムに決定し、このプロジェクトに参加する国の第一次意思表明を確認した。
○昨年度実施された大気バックグラウンドモニタリングについて、測定結果が報告・精査され、分析に当たっての技術的課題について情報共有がなされた。
○新規POPs等(候補物質を含む)を対象にした分析法開発への取組について、日本より情報提供が行われた。
なお、議長サマリー及びその和訳については、近日中に環境省ホームページに掲載される予定。【環境省】