一般財団法人環境イノベーション情報機構
ベーリング公海漁業条約第14回年次会議の開催へ
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.08.28 【情報源】水産庁/2009.08.28 発表
水産庁は、ベーリング公海漁業条約(注)第14回年次会議が、平成21年8月31日から9月1日までの日程で、米国ワシントン州スティーブンソンにおいて開催されると発表。今回の年次会合には、ベーリング公海漁業条約加盟国である日本、中国、韓国、ポーランド、ロシア及び米国が参加し、1993年以降、資源の悪化によりモラトリアム(操業の一時停止)を継続しているベーリング公海におけるスケトウダラの資源評価や2010年のスケトウダラ漁獲可能水準等に関する協議を行う予定。
(注)「中央ベーリング公海におけるスケトウダラ資源の保全及び管理に関する条約(ベーリング公海条約)」は、ベーリング公海のスケトウダラ資源の保存管理及び適正利用を目的とするもので、1995年に発効。
年次会議においては、科学技術委員会におけるアリューシャン海盆全体のスケトウダラ資源量評価に基づき、翌年のベーリング公海における漁獲可能水準及び国別割当量がコンセンサス方式により決定される。
【水産庁】