一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成20年度末時点の浄化槽利用者、1,127万人に増加
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2009.08.20 【情報源】環境省/2009.08.20 発表
環境省は平成21年8月20日、平成20年度末時点での全国の浄化槽の利用人口が1,127万人に達したと発表した。浄化槽は、主に各戸ごとに設置され、し尿と台所・浴室等から排出される生活雑排水とを併せて処理する施設である。その特長としては、極めて短期かつ比較的安価に設置できること、河川の自然浄化能力が活用でき水量確保に役立つこと等が挙げられ、家屋が散在する地域における生活排水対策の有効な手段とされている。
今回発表された1,127万人という数字は、平成19年度末の利用人口1,121万人と比較して6万人増加した。
また、浄化槽普及人口の総人口に対する割合は、8.87%となり、平成19年度末の8.82%と比較して0.05ポイント増加した。【環境省】