一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ 家庭向けに節水アドバイス
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2009.08.19 【情報源】/2009.08.03 発表
8月は水消費のピークシーズン。アメリカ環境保護庁(EPA)の「ウォーターセンス」プログラムでは、家庭向けに節水の簡単なヒントを示し、水道料金を年間110ドルも節約できる と呼び掛けている。具体的なヒントは以下のとおり。
●庭での散水は必要な時だけに
●節水商品の認定マーク「ウォーターセンス」ラベルのついたトイレ、蛇口などの活用を検討しよう(水消費量を20%以上節約でき、水道料金を年間60ドルカットできる)
●庭などでの水を使った風景は必要な分だけに。散水は早朝と夕方がベスト。
●洗濯機や食器洗浄機は満杯にしてから使うこと。食器洗浄機に食器を入れる際は、水で汚れを流すのではなく、ふき取ってから。
●水道の水が冷たくなるまで出しっぱなしにする代わりに、冷蔵庫に冷水ピッチャーで冷たい水を準備しておく。
●自宅周辺で水漏れ修繕に対応してくれる、修理屋さんを確保しておくこと。
アメリカの平均的な家庭では、1日260ガロンの水を使っているが、ピークシーズンになると1日1000ガロン、家庭によっては3000ガロンもの水を利用している。
EPAのシルバ長官補(水担当)は、「ピーク時の水消費はコストも高く、地方の水道システムに負担となり、将来の水の供給や水質に不安をもたらすおそれもある」として、「ちょっとした変化で、消費者は水道料金、つまりお金を節約できる」としている。【EPA】