一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

「文部科学省低炭素社会づくり行動計画及び研究開発戦略」が決定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.08.13 【情報源】文部科学省/2009.08.11 発表

 文部科学省は、「文部科学省低炭素社会づくり行動計画及び研究開発戦略」を決定し、公表した。
 地球温暖化対策については、平成20年7月に「低炭素社会づくり行動計画」が閣議決定され、今年6月には、2020年の温室効果ガス排出量の削減目標を、2005年を基準として15%削減とすることが総理大臣から発表されている。
 また、今年7月に開催されたラクイラサミットのG8首脳宣言において、温室効果ガス排出量を、1990年又は最近の複数の年と比して2050年までに先進国全体で80%以上の削減を行うとの目標を支持することなどが盛り込まれた。
 こうした内外の状況を受け、文部科学省は、低炭素社会づくりの取組の更なる充実強化を図るべく、今回の行動計画及び研究開発戦略を決定した。
 行動計画では、[1]研究開発の推進、[2]低炭素社会や持続可能な社会について学ぶ仕組みづくりの推進、[3]環境を考慮した学校施設(エコスクール)の推進、[4]文部科学省のグリーン化−−を明記。
 研究開発戦略では、[1]戦略的社会シナリオ研究の実施、[2]社会システムにおける技術的検証、[3]先進的低炭素化技術開発(緩和策)の推進、[4]将来的なエネルギー技術開発の推進、[5]環境変化に対する実効性のある適応策の検討、[6]地球環境を継続的に把握するための体系的観測の推進、[7]研究者の自由な発想に基づく独創的なアプローチの探索や新しい発想によってブレークスルーを引き起こしうる技術シーズの創出、[8]我が国の優れた環境科学技術による国際協力・科学技術外交の展開−−が戦略として掲げている。【文部科学省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク