一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省 「ペットボトルリユース実証実験結果の取りまとめ」を公表
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2009.08.11 【情報源】環境省/2009.08.07 発表
環境省は、「ペットボトルリユース実証実験結果の取りまとめ」を公表した。環境省は、平成20年8月から平成21年3月まで、デポジット制を利用したリターナブルペットボトルの販売・回収・洗浄に係る実証実験や、消費者の誤用に係る実証実験を、横浜市と柏市で実施し、環境負荷分析や消費者に対するアンケート調査を行った。
今回、これらの結果を取りまとめ、ペットボトルのリユースについて現時点での取りまとめを行ったとのこと。
「取りまとめ」は、プレスリリースの添付資料として公開されている。
「取りまとめ」によると、
・オープンシステム(地域店舗店頭販売)については、現時点では、85%、90%といった高い回収率を確保することが全体的には難しいため、リユースに比べリサイクルの方が、環境負荷が低いこととなる。
・クローズドシステム(宅配販売)については、概して高い回収率が見込まれるため、充填工場から販売拠点までの輸送距離を概ね100km未満等に限定すれば、リサイクルに比べリユースの方が、環境負荷が低いこととなる。
−−とのこと。【環境省】