一般財団法人環境イノベーション情報機構
トキのヒナ、平成21年春は43羽が順調に成育 飼育総個体数は153羽に
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.07.31 【情報源】環境省/2009.07.30 発表
環境省は、平成21年のトキの繁殖などについて発表した。これによると、佐渡トキ保護センター、野生復帰ステーション及び多摩動物公園で繁殖が行われ、7月29日現在で43羽のヒナが生育している。この結果、日本国内で飼育されているトキの総個体数は153羽となっている。
平成21年のトキの繁殖は、平成20年に繁殖した14組に、4組の新たなペアを加え、計18組のペアが繁殖を行った結果、合計113個の卵が産まれ、うち計46羽(自然ふ化で10羽、人工ふ化で36羽)のヒナが誕生した。
巣立ち前の成長過程で3羽が死亡したが、43羽が順調に成育し、41羽が巣立ちを終えている。
○7月29日現在の国内のトキ飼育個体数
佐渡トキ保護センター:105羽(うち平成21生:27羽)
同センタ−野生復帰ステーション:34羽(うち平成21生:6羽)
多摩動物公園(東京都日野市):14羽(うち平成21生:10羽)
合計:153羽(うち平成21生:43羽)
【環境省】