一般財団法人環境イノベーション情報機構
20年度水産白書が閣議決定
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2009.05.15 【情報源】水産庁/2009.05.15 発表
「平成20年度水産の動向に関する年次報告(水産白書)」「平成21年度において講じようとする水産施策」の内容が平成21年5月15日の閣議で国会提出案件として閣議決定された。水産白書は、持続可能な漁業を目指し13年に制定された「水産基本法」に基づき作成されるもの。
冒頭に「トピックス−水産この一年−」を設け、第1章で「新たな取組で守る水産物の安定供給」、「子ども通じて見える日本の食卓」を特集した。
冒頭のトピックスでは、水産物を中心とした食に対する消費者の信頼確保の取組、マグロ資源を持続的に利用するための取組、鯨類資源の持続的な利用方策、大きく前進したウナギの生産技術、など5項目の新たな動きを紹介したほか、第2章で平成19年度以降の我が国水産の動向取り上げ、水産資源と海洋環境、水産業をめぐる動向、水産物の需給・消費、地域資源を活かした魅力あふれる漁村づくりと水産業・漁村の多面的機能の発揮を訴えている。【水産庁】