国有林に関する取り組みについて林野庁が取りまとめ

　林野庁は、平成21年度国有林野事業主要取組事項「『国民生活を支える森林づくり』にむけて」を取りまとめたと発表。
　国土の2割、森林の3割を占める国有林は、奥地の山地や水源地域に広く分布し、地域特有の景観や豊かな生態系を有する森林も多く、多面的機能を発揮する上で重要な位置を占める。
　林野庁では、平成20年12月に「国有林野の管理経営に関する基本計画」を策定し、これに基づいて、積極的な森林整備や生物多様性の保全、大規模災害に対する社会適用性への迅速な対応、木材の安定供給、森林整備等における官民連携の推進や国民による国有林の利用の促進など、国有林の保全と活用のための管理経営に取り組んでいる。【林野庁】