一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成19年度の家電4品目不法投棄台数、11万5,815台に減少
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2009.03.31 【情報源】環境省/2009.03.30 発表
環境省は平成19年度の家電リサイクル法対象4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)の不法投棄台数の調査結果をまとめ、平成21年3月30日付けで公表した。平成19年度の4品目別不法投棄台数は、廃家電4品目の不法投棄台数のデータを取得している1,494市区町村(総人口の約96%)のデータで、エアコンが3,821台、ブラウン管式テレビが67,838台、冷蔵庫・冷凍庫が26,677台、洗濯機が17,479台で4品目合計では計115,815台となった。
前年度(132,084台)と比較して12.3%の減少。品目別では、エアコンが2,042台減少(前年度比34.8%減)ブラウン管式テレビが5,082台減少(同7.0%減)、冷蔵庫・冷凍庫が4,362台減少(同14.1%減)、洗濯機が4,783台減少(同21.5%減)となった。
1万人あたりの不法投棄台数を市区・町・村別にみると、市区が9.0台、町が13.8台、村が26.5台であり、町村部で単位人口当たりの不法投棄台数が多い傾向が見られた。
また、平成19年度の廃パソコン(デスクトップ、ノートブック、ブラウン管式ディスプレイ、液晶ディスプレイ)の不法投棄台数は、不法投棄台数のデータを有する548自治体(総人口の約55%)のデータで、合計は5,255台(前年度5,536台)で、前年度と比較して5.1%の減少となった。【環境省】