一般財団法人環境イノベーション情報機構
第4回「美の里づくりコンクール」受賞団体を決定
【自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2009.02.09 【情報源】農林水産省/2009.02.09 発表
農林水産省は、平成21年2月9日 優れた景観づくりを行っている農山漁村の取組みを表彰する第4回「美の里(びのさと)づくりコンクール」の受賞者を発表した。このコンクールは優れた景観づくりを行っている農山漁村の取組み事例を顕彰・広報することによって、農山漁村で美しい景観形成を進め、都市と農山漁村の共生・対流を活発化することが目的。
今回農林水産大臣賞を受賞した「境地区農業生産者組合」は、農家自らが運営するこだわりのそば屋「紅(あか)そば亭」の営業において境地区内で播いて、収穫し、製粉したそばと、地区内の野菜などの食材を生かしすなど地産地消を実施し、エコファーマー認定などによる米栽培・そば栽培を通じた安全安心への理解やPR の拠点としても活用。
また、最大のイベント「そばまつり」ではそば打ち名人戦、早食い競争など、そばを通じて来訪者とふれあいを深め、地域の活力の源としている。
さらに、遊休農地に菜種などの景観作物を植栽し、景観保全と農地保全にも努めている。
なお、農林水産大臣賞のほか、静岡県松崎町「石部棚田保全推進委員会」と岐阜県下呂市「馬瀬地方自然公園・住民憲章推進協議会 」が農林水産省農村振興局長賞、兵庫県多可町「箸荷むらづくり委員会」、京都府京丹後市「奥大野村づくり委員会」、北海道沼田町「沼田ホタル研究会」が審査会特別賞を受賞した。【農林水産省】