一般財団法人環境イノベーション情報機構
日米渡り鳥等保護条約会議と日ロ渡り鳥等保護・研究会議がホノルルで開催へ
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.01.30 【情報源】環境省/2009.01.29 発表
環境省は、米国のホノルルで、2月3日に第5回日米渡り鳥等保護条約会議、2月4日に第7回日ロ渡り鳥等保護・研究会議、2月5日に日米ロ三カ国非公式会合が開催されると発表した。日米渡り鳥等保護条約会議は昭和49年に発効した「日米渡り鳥等保護条約」、日ロ渡り鳥等保護・研究会議は昭和63年に発効した「日ロ(日ソ)渡り鳥等保護条約」に基づいて約2年ごとに開催されているもの。前回は、平成18年に初めて日・米・ロの三カ国の代表が同時に東京に会し、日米・日ロ・三カ国の会合を連続して開催、三カ国間で効率のよい意見交換が行われたことから、今回もこの三カ国での意見交換の形式を継続することとなった。
各会議における主な議題案は、以下の通り。
(1)日米渡り鳥等保護条約会議
・日米アホウドリ共同調査(人工衛星追跡)
・アホウドリ保護増殖事業
・他の海鳥の保全活動
・鳥インフルエンザの調査と渡り鳥飛来経路の調査
(2)日ロ渡り鳥等保護・研究会議
・日ロオオワシ共同調査
・鳥インフルエンザの調査と渡り鳥飛来経路の調査
(3)日米ロ三カ国非公式会合
・風力発電施設及び通信塔が渡り鳥に与える影響
・標識調査等の情報交換
・鳥インフルエンザの調査と渡り鳥飛来経路の調査
・東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ
【環境省】