一般財団法人環境イノベーション情報機構
UNEP第2回水銀に関するアドホック公開作業グループ会合の結果
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2008.10.15 【情報源】環境省/2008.10.14 発表
環境省は、ケニア・ナイロビにおいて平成20年10月6日〜10日の会期で開催された「UNEP第2回水銀に関するアドホック公開作業グループ会合」の結果について発表。会合には、各国政府化学物質担当官、関係国際機関、産業界、市民団体関係者など約200名が参加。日本からは、環境省環境安全課瀬川課長補佐や外務省の担当官などが出席した。
会合では、今後国際的に実施すべき対策の包括的な枠組みに含まれる要素に関する議論がなされ、そのリストアップがなされた。また、事務局への比較検討依頼があった3つの選択肢(単独条約、POPs条約新規議定書及び自主的取組)については、単独条約及び自主的取組の2つに絞られ、その内容とそれぞれの得失がまとめられた。
今回の会合の結果は、平成21年2月に開催されるUNEP第25回管理理事会に報告され、同管理理事会において報告に基づく決定がなされる。
同会合は、水銀対策のための条約制定の可能性を含め、対策強化の選択肢を検討するために設置されたもので、第1回は平成19年11月にタイ・バンコクで開催された。【環境省】