1人あたりの都市公園面積、19年度末で約9.4平米に

　国土交通省は全国の都道府県・市町村と協力して実施した、平成19年度末時点の都市公園整備状況の調査結果を20年9月16日に公表した。
　調査結果によれば、18年度末から19年度末の1年間に約1,900ヘクタールの都市公園が全国で新たに供用され、19年度末時点での全国の都市公園の面積は計約11万3,222ヘクタールに達した。
　ただし、1人あたりの公園面積は19年度末で約7.4平米で、1人あたり公園面積が79.4平米というストックホルム、57.9平米のウィーン、29.3平米のニューヨークなど先進各国の整備水準と比較すると見劣りがし、今後も積極的に公園整備をする必要があることには変わりがない。
　なお、1人あたりの公園面積は、都道府県では北海道の34.1平米が最大、神奈川県の5.4平米が最少。政令指定都市では神戸市の16.7平米が最大で、東京特別区の3.0平米が最少だった。【国土交通省】