一般財団法人環境イノベーション情報機構
日中韓における化学物質管理に関する政策協議がソウルで開催
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2008.09.05 【情報源】環境省/2008.09.04 発表
平成20年9月1日から3日、韓国ソウルで「第2回日中韓における化学物質管理に関する政策ダイアローグ」が開催された。1日の「化学物質分類表示(GHS)専門家会合」では、政府関係者及び学識経験者約30名により、日中韓における化学物質の有害性分類の比較などの検討作業がなされた。
2日の「日中韓三カ国における化学物質管理政策及び欧州REACHへの対応戦略に関するセミナー」には、140名程度(政府関係者、学識経験者、企業等及び一般申込者)が参加し、各国の化学物質管理における最新動向、欧州化学物質規制(REACH)への対応戦略及びGLP(注1)制度について発表や意見交換が行われた。
3日の「日中韓の政府事務レベル会合(課室長級)」では、今後の連携・協力の進め方について議論がなされた。
今回の結果は、年末に韓国で開催される第10回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM10)に報告される予定。
なお、第2回GHS専門家会合は来年3月に東京で開催され、次回の政策ダイアローグは来年下半期に中国で開催される。【環境省】
(注1)GLP:試験方法及び優良試験所基準