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環境ニュース[国内]

19年度全国ガンカモ一斉調査結果暫定値を公表 約5,900地点でガンカモ科鳥類を観察

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2008.05.01 【情報源】環境省/2008.04.30 発表

 環境省は平成19年度のガンカモ科鳥類(ガン・カモ・ハクチョウ類)の冬期の生息状況調査「全国ガンカモ一斉調査」の結果を暫定値としてまとめ、20年4月30日に公表した。
 この調査は、日本に渡来するガンカモ科鳥類の冬期の生息状況の把握を目的として、昭和45年から毎年1月に全国的に調査日を定めて、一斉に実施しているもので、19年度は20年1月13日に、全国約9,000地点の湖沼などで調査を実施した。
 公表内容によると、今回は約9,000地点中約5,900地点でガンカモ科鳥類が観察された。このうちハクチョウ類が観察されたのは、約620地点、ガン類が観察されたのは約130地点、カモ類が観察されたのは約5,800地点。
 観察された個体総数は、ハクチョウ類が約7万9,000羽、ガン類約14万8,000羽、カモ類約190万6,000羽であった。
 観察数を18年度と比較すると、ハクチョウ類及びカモ類については大きな変化が見られず、ガン類では約20%(約2万5,000羽)の増加が見られたが、過去10年間の調査結果の推移をみると、全国におけるガンカモ類合計の観察数に大きな変化は見られなかったとしている。【環境省】

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