一般財団法人環境イノベーション情報機構
木材調達のグリーン化普及啓発キャンペーン 開始へ
【ごみ・リサイクル グリーン購入】 【掲載日】2008.03.19 【情報源】環境省/2008.03.17 発表
環境省は、平成20年3月17日 森林減少や違法伐採問題について広く周知することを目的として「木材調達におけるグリーン化普及啓発キャンペーン」を展開すると発表した。環境省が平成19年12月に実施した木材調達のグリーン化に関するアンケート調査の結果によると、森林減少や違法伐採問題について一般市民の関心が決して高くないことがわかった。このことが企業等によるグリーン購入法に基づく木材等の調達を促す上での障害の一つとなっていると考えられることから、ポスター、パンフレット、チラシ等普及啓発ツールを作成し、全国約220会場の住宅展示場協議会加盟の住宅展示場にポスターを掲示し、チラシの配布を行うとしている。また、消費者団体、住宅関連団体、NGOを含む環境関連団体、家具・DIY関連業界、都道府県教育委員会等にも同様にポスター、チラシ等を送付し、問題意識を啓蒙し、取組を促すとしている。
なお、20年3月29日、30日の両日、茨城県つくば市の「つくばハウジングパーク」にいて世界の森林の現状、違法伐採の現状の紹介、グリーン調達のすすめ、フェアウッド・キャンペーン(注)の取組の紹介等を内容としたキックオフイベントが開催される予定。【環境省】
(注)国際環境NGO FoE Japan、(財)地球・人間環境フォーラム、(財)地球環境戦略研究機関が、2003年より開始した環境に配慮し、社会的に公正な木材(フェアウッド)の利用を、消費者や企業などに呼びかけるキャンペーン