一般財団法人環境イノベーション情報機構
20〜24年度を対象にした廃棄物処理施設整備計画案への意見募集開始
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2008.03.05 【情報源】環境省/2008.03.03 発表
環境省は平成20年度から24年度までの5年間を対象にした廃棄物処理施設整備計画の素案を作成し、この案について20年3月12日まで意見募集を行うことにした。「廃棄物処理施設整備計画」は昭和38年度から19年度まで9次にわたり策定されており、日本の廃棄物処理施設はこの計画に基づき整備が進められてきた。
今回の「整備計画」は17年度に改正された廃棄物処理法基本方針に則り、廃棄物処理施設整備事業のより一層の計画的な実施を図るため、できる限り廃棄物の発生を抑制するとともに、廃棄物となったものについては「再使用」、「再利用」、「熱回収」の順に循環的な利用の推進を図るとした「廃棄物処理の3R化の促進」などを基本理念として策定さてた。 また、24年度末までの目標として、一般廃棄物最終処分場の残余年数を19年度の水準に維持すること、ごみのリサイクル率を19年度の20%から25%に引き上げること、ごみ減量処理率を19年度の98%からほぼ100%にしてごみの直接埋立を原則廃止すること−−などの内容が盛り込まれている。【環境省】