一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省 土壌及び底質に含まれるダイオキシン類の簡易測定法を公募へ
【健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2007.12.26 【情報源】環境省/2007.12.25 発表
環境省は土壌及び底質に含まれるダイオキシン類の簡易測定法を、平成20年1月25日まで新たに公募する。ダイオキシン類の測定方法としては現在、「ダイオキシン類対策特別措置法」で高分解能ガスクロマトグラフ質量分析計による測定法が定められているが、分析に多くの時間や費用がかかることから、土壌、底質のダイオキシン類の調査目的に応じて、調査費用の低減化、測定時間の短縮を図るため、現在実用段階にある簡易で迅速なダイオキシン類測定法(簡易測定法)の導入が必要となっている。
今回の公募は、新たな科学的知見を踏まえた簡易測定法を検討、マニュアル化するためのもの。
公募対象になるのは、(1)土壌及び底質に含まれるダイオキシン類を測定することができる機器分析法又は生物検定法による測定方法であること、(2)現行のJIS及びマニュアルに示されている測定方法に比べ、迅速、安価であること、(3)実用化されていること、(4)中立機関による実証試験の実施が可能、(5)特許権所有者が非差別的・合理的な条件で特許権の実施許諾を表明できること−−などの条件を満たしているもの。
応募された測定技術に対しては、分析試験を実施し、専門家によって構成される検討会が評価・検討を行う。
応募者は必要書類をいであ(株)環境創造研究所環境リスク研究センター(担当:池田、松村、宮本、住所:〒421−0212静岡県志太郡大井川町利右衛門1334-5、電話番号:054−622−9552、FAX番号:054−622−9522)に提出する必要がある。【環境省】