一般財団法人環境イノベーション情報機構
漂流・漂着ゴミの経路解明へ 実地調査開始
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2007.12.11 【情報源】環境省/2007.12.10 発表
平成19年12月10日 環境省は、山形県酒田市赤川河口部及び三重県鳥羽市答志島のモデル地域において、生分解性素材の漂流ボトル放流調査を実施すると発表した。「漂流・漂着ゴミに係る国内削減方策モデル調査」の一環として、漂着ゴミの漂流・漂着経路を解析し、漂着ゴミの削減施策を立案する上での基礎的な知見を得ることを目的に500mlのペットボトルを模倣した生分解性素材の漂流ボトル約100本を放流し、その漂流状況や漂着場所・割合を把握するもの。
放流予定日は山形県酒田市赤川河口部が平成19年12月15日、三重県鳥羽市答志島が平成20年1月7日の2日間。放流した生分解性素材の漂流ボトルを可能な限り回収できるよう、事前に放流場所周辺の地方公共団体等の関係者に周知するとともに、放流後に周辺の海岸・海域で回収作業を行うことが予定されている。また、海岸等に漂着した漂流ボトルを見つけた方が連絡できるよう、ボトル側面に回収時の連絡先(日本エヌ・ユー・エス(株) 電話番号:0120−133395)が印字されている。【環境省】