省エネルギー国民運動を強化へ

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2007.12.03 【情報源】資源エネルギー庁／2007.11.29 発表

　平成１９年１１月２９日に開催された、各府省庁の次官級をメンバーとした「省エネルギー・省資源対策推進会議」で、、業務部門、家庭部門をはじめとした各部門に対する、「省エネルギー国民運動の強化」の対策内容と「冬季の省エネルギー対策」について要請する内容を決定した。
　このうち「省エネルギー国民運動の強化」に関する対策項目としては、（１）家庭部門における省エネルギー国民運動の強化として省エネコンテストの活用等を通じた家庭等における省エネ実践、省エネ家電フォーラム等を通じた省エネ機器の選択 等、（２）業務部門における省エネルギー国民運動の強化として飲食料品小売業、一般飲食店、病院、宿泊業、社会福祉・介護事業、学校、各種商品小売業をはじめとする等業務部門の主要産業の所管省庁による省エネ実施要領作成及び主要産業に対する指導 等、（３）エコドライブの推進、（４）グリーン電力証書の活用−−等４項目。
　また、「冬季の省エネルギー対策」について要請する項目としては、（１）暖房中の適正な室温の確保として、昨年同様、政府は１９℃の室温設定を行うとともに、国民に対しては２０℃の室温設定の要請、（２）業務部門のエネルギー管理の徹底として、飲食料品小売業、一般飲食店、病院、宿泊業、社会福祉・介護事業、学校、各種商品小売業等の業務部門の事業所におけるエネルギー管理の徹底の要請、（３）家庭等における省エネ実践として、省エネコンテストへの積極的参加等による、家庭等における創意工夫に基づく省エネ取組の実践の要請、（４）省エネ性能の高い機器の選択として、省エネ家電フォーラムの活動等に留意し、省エネ性能の高い家電機器の購入を選択するよう要請、（５）グリーン電力証書の活用として、政府、委託イベントでのグリーン電力証書の活用を行うとともに、民間イベントにおけるグリーン電力証書の活用の要請−−などを求めている。【資源エネルギー庁】