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環境ニュース[国内]

3Rイニシアティブ高級事務レベル会合がドイツ・ボンで開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2007.10.10 【情報源】環境省/2007.10.09 発表

 2007年10月4日から6日まで、ドイツ・ボンのドイツ連邦環境自然保護原子力安全省で「3Rイニシアティブ(行動計画)高級事務レベル会合(注1)」が開催された。
 この会合は、06年3月に東京で開催された第1回目の「3Rイニシアティブ高級事務レベル会合」に続くもので、18か国と、欧州委員会・5国際機関の廃棄物リサイクル担当部局長らが出席。3Rの各国での進捗、3R関連の製品、原料等の国際流通、3R技術、バーゼル条約(注2)やOECDなどの場における適正な廃棄物管理のための基準の改善などについて議論がなされた。その結果、2005年の3Rイニシアティブの開始以降、3Rの概念が広く共有され、G8各国はもとより、アジア諸国等他の国・地域でも、我が国が国際機関とも連携しながら支援を進めていること等により、3Rの取組が進展しているとの認識が共有された。また、3Rに関するG8としての今後の取組について、来年の我が国におけるG8環境大臣会合で合意することを念頭に、今回の会合での議論をもとに、我が国から具体的な提案を行い、検討を進めていくこととされた。

(注1)3Rは廃棄物の発生抑制(リデュース)、資源・製品の再使用リユース)、再生利用リサイクル)のこと。
(注2)有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分によって生じる人の健康被害や環境破壊を防止すること目的として、一定の廃棄物の国境を越える移動等の規制について国際的な枠組み及び手続等を規定した条約。1989年にスイスのバーゼルにおいて採択され、1992年5月に発効した。【環境省】

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