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環境ニュース[国内]

荷主企業と物流事業者が協働して取組むCO2出削減事業 19年度採択案件新たに9件を決定

大気環境 交通問題】 【掲載日】2007.09.10 【情報源】国土交通省/2007.09.06 発表

 グリーン物流パートナーシップ会議(注1)は平成19年9月6日までに、「グリーン物流パートナーシップ推進事業(2次募集)」19年度採択案件9件を決定した。
 この事業は、荷主企業と物流事業者の協働により実施される物流の改善策で、CO2排出量削減が確実に見込まれる事業のうち、(1)新規性がある事業(モデル事業)、(2)普及が望まれる取組み(普及事業)、(3)物流効率化事業の問題点解決に向けた調査事業(ソフト支援事業)の各優良案件に対して、補助金交付や事業委託を行っている公募事業。このうち「モデル事業」と「普及事業」について19年7月2日から31日まで19年度対象案件の第2次の公募が行われていた。
 
 今回採択された事業はいずれも「普及事業」でその内訳は、「鉄道や船舶へのモーダルシフトにかかるもの」が2件、「拠点の集約等による物流の効率化にかかるもの」が2件、「その他物流の効率化にかかるもの」が5件であった。
 今後、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)への補助金交付申請を行い、交付決定後、事業着手することとなる。【国土交通省,経済産業省】

(注1)荷主企業と物流事業者の協働による物流分野でのCO2排出削減策を強化するため、経済産業省、国土交通省、(社)日本ロジスティクスシステム協会、(社)日本物流団体連合会、(社)日本経済団体連合会らが連携して17年4月に設置した組織。

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