一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

柏崎刈羽原発・各プラントの点検・復旧作業予定を保安院に情報提供 19年8月17日時点

エネルギー 原子力】 【掲載日】2007.08.20 【情報源】原子力安全・保安院/2007.08.17 発表

 東京電力(株)は、(1)平成19年8月10日から16日までに、柏崎刈羽原発各プラントで発生した新潟県中越沖地震(注1)関連のトラブルがなかったこと、(2)柏崎刈羽原発各プラント点検・復旧作業予定−−を19年8月17日付けで原子力安全・保安院に情報提供した。
 このうち柏崎刈羽原発各プラントの点検・復旧作業予定の中には、1号機原子炉圧力容器の第1段階点検(注2)として、19年8月21日から上部点検を開始すること、この点検に関する映像を随時、公表すること、10月中に7号機の原子炉圧力容器の点検を開始するよう検討を行っていること−−が含まれている。
 なお報告・情報提供を受けた原子力安全・保安院は同日、1号機・7号機の原子炉圧力容器の点検実施にあたっては、同院としても損傷や有意な変形などの確認をしていくこと−−を示すとともに、これまでに東京電力が調査したプラント状況の事実確認作業を現地の保安検査官が行っていること、柏崎刈羽原発の主排気筒放射線モニタやモニタリングポストに、異常値が確認されていないことをあきらかにした。【原子力安全・保安院】 

(注1)新潟県中越沖地震は19年7月16日、柏崎刈羽発電所から約9キロメートル離れた新潟県中越沖を震源として、マグニチュード6.8の規模で発生した地震。当時柏崎刈羽原発の1号機、5号機、6号機は停止中だったが、運転を行っていた2号機、3号機、4号機、7号機は自動停止した。
(注2)1号機原子炉圧力容器の点検は、第1期の原子炉上部点検の後、第2期の原子炉中間部(炉心部)点検、第3期の原子炉底部点検の順に実施予定で、第2期の原子炉中間部(炉心部)点検は19年9月中旬頃から開始するとされている。

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク