一般財団法人環境イノベーション情報機構
静岡県御前崎市でプルサーマルシンポジウムを開催へ
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2007.07.27 【情報源】原子力安全・保安院/2007.07.26 発表
資源エネルギー庁と原子力安全・保安院は2007年8月26日に、御前崎市民会館(静岡県御前崎市)でプルサーマルシンポジウムを開催する。このシンポジウムは、中部電力(株)が2010年度までをめどとして計画している浜岡原発4号機号機でのプルサーマル実施計画に関連して、国が07年7月4日に同号機の原子炉設置変更許可を行った機会を捉えて、浜岡発電所立地地域の人々にプルサーマルについて理解を深めてもらうことが目的。
プログラムとしては(1)プルサーマルのエネルギー政策上の必要性についての資源エネルギー庁の説明、(2)浜岡原発4号機の原子炉設置変更許可についての原子力安全・保安院の説明、(3)プルサーマルの必要性・安全性についてのパネルディスカッション、(4)会場参加者との質疑応答が予定されている。
対象者は静岡県在住の住民600名だが、応募が多い場合は、浜岡発電所近くの御前崎市、掛川市、菊川市、牧之原市在住者の参加を優先する。
参加希望者は住所、(ふりがな)、電話番号、職業、年齢、プルサーマルに対する意見・質問(任意)を記入の上、07年8月10日15時までに、郵送、FAX、Web上の特設ページのいずれかで申し込むことが必要。宛先は「プルサーマルシンポジウム」事務局(住所:〒100−8782東京中央郵便局私書箱1057号、FAX:03−3509−9196)。
プルサーマルは、プルトニウムとサーマルリアクター(軽水炉)の2つの言葉を合わせた造語で、使用済み燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウラン燃料を混ぜたMOX燃料を軽水炉で利用することを指す。【資源エネルギー庁,原子力安全・保安院】