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環境ニュース[国内]

ビックカメラとびわこ銀行が協賛企業に名乗り 「1人1日1kgのCO2削減」応援キャンペーン

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.07.09 【情報源】環境省/2007.07.09 発表

 政府が進める温暖化防止のための国民運動「チーム・マイナス6%」事務局が募集を始めた、「1人1日1kgのCO2削減」応援キャンペーンの協賛企業に、家電量販店の(株)ビックカメラと(株)びわこ銀行が平成19年7月9日までに参加を申し出た。
 このキャンペーンは、安倍首相が提案した新たな国民運動「1人1日1kgのCO2削減(注1)」の一環として実施されるもので、「チーム・マイナス6%」内特設サイトで、温暖化防止の取組みへの「私のチャレンジ宣言(注2)」を行った人に対し、協賛企業が商品の割引、ポイント還元率アップなどのサービスを行うとしている。
 今回協賛企業への参加を申し出た(株)ビックカメラのサービスは、「私のチャレンジ宣言」を行った際にサイトに表示される「チャレンジ宣言カード」を印刷・持参した人に対し、ビックカメラが指定する省エネ電球(電球型蛍光灯)の10%割引を行うとするもの。また同社は「1人1日1kgのCO2削減」運動に関するプロモーション映像を有楽町店外壁の大型ビジョンから1日10数回程度放映するほか、全店(全国の24店舗)で運動の啓発ポスターを掲示する。さらに今後、電球以外に対象品目を拡大することも予定しているという。
 一方(株)びわこ銀行は、定期預金額の一定割合分をを環境保全団体や活動に寄付する「CO2ダイエット・チャレンジ定期預金(仮称)」の発売を検討中で、1kg以上のCO2削減を宣言した「チャレンジ宣言カード」を示した預金者に対し、優遇金利を適用するなど、この預金を通じて「1人1日1kgのCO2削減」運動を支援するとしている。【環境省】

(注1)安倍首相が19年5月に発表した気候変動に関する日本の新戦略「美しい星50」の中に盛りこまれている。「美しい星50」は、(1)2050年までに、世界全体の温室効果ガスの排出量を半減させることを目標とした革新的技術の開発と、環境に調和したライフスタイル・社会システムづくり、(2)京都議定書が規定していない2013年以降の気候変動対策の国際的な枠組みづくりに向けての提案、(3)「1人1日1kgの温室効果ガス削減」を目標とした国民運動の展開−−の3点を包括的な政策として示したもの。
(注2)特設サイトでは、日常生活の中で実践できる37の温暖化防止の取組みとその取組みを実行した場合の1人1日分のCO2排出削減量が示されており、自分が挑戦しようと思う内容を選択し、実施を宣言すると、宣言した取組みの一覧とC02の合計削減量が登録者の「宣言カード」として表示される仕組みになっている。「宣言カード」は自分のパソコンに保存することが可能。

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