一般財団法人環境イノベーション情報機構
08年以降のメバチ・キハダの保存管理措置、合意に至らず 全米熱帯まぐろ類保存委員会特別会合
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.07.03 【情報源】水産庁/2007.06.30 発表
2007年6月25日から29日までメキシコのカンクンで、全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)年次会合が開催された。全米熱帯まぐろ類委員会は、東部太平洋のかつおまぐろ類の保存・管理を目的とした地域漁業管理機関。日本は1970年に加盟している。
今回の会合にはIATTC加盟国15か国のほか、カナダ、中国、EU、台湾など9か国・地域と、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)、フォーラム漁業機関(FFA)がオブザーバーとして出席し、(1)キハダ、メバチの保存管理措置、(2)新事務局長の選考−−などの議題を検討した。
このうちメバチ・キハダについては、08年以降の保存管理措置の内容が会期中に合意に至らなかったため、別途特別会合を開催し、引き続き検討することになった(日程は今後調整の予定)。
現事務局長が07年9月に引退することを受けて議題となった、新事務局長の選考結果としては、メキシコのコンペアン氏が選出された。【水産庁】