一般財団法人環境イノベーション情報機構
大阪府、19年度に実証試験が可能な湖沼水質浄化技術を募集
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.06.28 【情報源】環境省/2007.06.28 発表
環境省が進める「環境技術実証モデル事業」で、湖沼等水質浄化技術の平成19年度実証評価機関に決定した大阪府(注1)は、実証試験の対象となる技術を19年7月18日まで募集する。環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
大阪府での湖沼等水質浄化技術の実証試験の対象となるのは、閉鎖性水域で、底層の溶存酸素濃度や透視度の向上、汚濁物質や藻類の除去、底泥からの溶出抑制を達成する技術などのうち、現場で直接適用可能なもの。ただし、微生物製剤や薬剤を投入する技術や、大規模な土木工事を要する技術は除外するとしている。
申請者は所定の形式にのっとった申請書類と添付資料を各10部(正本1部、写し9部)を募集要項にもとづき、持参または郵送により提出することが必要。募集情報は同府のホームページに掲載されている。【環境省】
(注1)湖沼等水質浄化技術については、19年6月5日に、18年度の実証評価機関だった広島県、石川県、大阪府が19年度実証評価機関として継続選定された。