一般財団法人環境イノベーション情報機構
「1人1日1キログラムのCO2削減」を目標に、省エネ製品買い替え促進キャンペーンを実施
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.06.22 【情報源】環境省/2007.06.07 発表
政府が進める温暖化防止のための国民運動「チーム・マイナス6%」事務局は、安倍首相が発表した気候変動問題に対する日本の新戦略「美しい星50」に盛りこまれた「1人1日1キログラムのCO2削減」をモットーとした新国民運動の一環として、省エネ製品への買い替え促進キャンペーンを平成19年6月にスタートさせた。安倍首相が2007年5月24日に発表した「美しい星50」は、「世界全体の温室効果ガス排出量を2050年までに半減する」という長期目標を設定し、その達成手段として革新的技術の開発と低炭素社会の実現をめざすもので、07年度中に京都議定書目標達成計画を見直し、「1人1日1キログラムの温室効果ガス削減」を目標とした国民運動を新たに日本国内で展開していくことも、内容に盛りこまれている。
新たにスタートさせた「省エネ製品への買い替え促進キャンペーン」では、都内の丸の内オアゾ1F OO広場(おおひろば)、お台場パレットタウン内パレットプラザ、港区立芝公園東京八百夜灯2007イベント会場内の3か所(注1)で、浴衣姿などの「エコ電球にとりかえ隊」による買替えによるCO2削減効果啓発クイズ「エコ問答」、省エネ製品への買替えに関する意識調査を実施するとともに、エアコン、冷蔵庫、電球などの家電製品のCO2排出量に関する展示を行った。【環境省】
(注1)お台場パレットタウン内パレットプラザでのキャンペーンは6月16、17日に、丸の内オアゾ1FOO広場でのキャンペーンは同9日と19日に、港区立芝公園東京八百夜灯2007イベント会場でのキャンペーンは同24日に実施された。なおキャンペーン中に実施される省エネ製品の買い替えに関する意識調査の結果は、今後の買い替え促進に向けた基礎資料として活用される予定。