一般財団法人環境イノベーション情報機構
戦略的アセスの概念も参考に 環境調和型農業農村整備事業実施のための「考え方」公表
【自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2001.11.09 【情報源】農林水産省/2001.11.08 発表
農林水産省では、「農業農村整備事業における環境との調和の基本的考え方骨子」について、広く意見・情報を募集している。この「骨子」は、平成13年6月29日に公布された土地改良法の改正(平成14年4月1日施行予定)で、土地改良事業の実施の原則に「環境との調和への配慮」が位置付けられたことに伴い、農業農村整備事業の実施にあたって、環境と調和した事業実施の仕組みや、基本的考え方をとりまとめたもの。
近年、農業用水確保のためのダムや堰の建設や水田・畑の整備、農業用道路の整備などを行うを行うことによる環境負荷が問題となっており、「骨子」では、農村整備事業の中で可能なかぎり二次的自然や景観の保全していくために、戦略的環境アセスメントの考え方を取り入れた、事業計画段階からの環境配慮や、地域住民の意向を反映した合意形成が必要であるとの考え方が示されている。
なお、意見・情報の提出の締切は平成13年11月29日(必着)。 【農林水産省】