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環境ニュース[国内]

校舎エコ改修・地域環境教育を一緒に進めるモデル事業 19年度第1次採択校を決定、第2次募集を開始へ

環境一般 市民活動】 【掲載日】2007.06.08 【情報源】環境省/2007.06.08 発表

 学校校舎の環境配慮型改修をきっかけに地域と学校が環境教育に取組むモデル事業を平成19年度に実施する環境省は平成19年6月8日までに、この事業を実施する19年度第1次採択分として、京都府八幡市立男山第二中学校の採択を決定すること、19年7月28日まで第2次募集を実施することを決めた。
 この事業は15年にNGO/NPO・企業から寄せられた環境政策提言のアイディアを元に、(1)地球温暖化を防ぐ学校校舎の改修、(2)環境配慮型建築技術の地域への普及、(3)改修を素材にした環境教育の実施−−を学校と地域が協力しながら一緒に進めることを想定したもの。
 17、18年度は3年をかけこの事業を展開していく自治体を全国で約15か所決定したが、19年度も21年度までの3年計画で事業を実施する方針。
 第2次募集の採択枠は3校程度を予定しており、採択校(設置自治体)に対しては、改修を目的とした検討会の費用、設計費、工事費、調査費などの半分(年間1か所あたり600万円以上1億円程度まで)を補助。また、これらの地域は、採択校の改修基本構想案を作りあげる研究会「学校エコ改修検討会」と、学校の熱環境や施設の使い方を学ぶ環境教育プログラムづくりを行う研究会「環境教育研究会」を設置し、20年度までの3年をかけ、事業を展開していくことになる。【環境省】

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