一般財団法人環境イノベーション情報機構
19年版「環境統計集」発行へ
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2007.04.16 【情報源】環境省/2007.04.13 発表
環境省は平成19年4月13日、環境問題に関するさまざまなデータを集約した「環境統計集」の19年版を発行すると発表した。この「環境統計集」は経済協力開発機構(OECD)や国連持続可能な開発委員会(UNCSD)での環境指標に関する検討結果を踏まえ、環境問題の構成を「人間活動」→「負荷」→「状態」→「対策」という流れで捉えながら、大気・水質など環境の状況に関するデータだけでなく、環境問題の原因となっている人間活動や環境負荷に関するデータ、環境問題に対して講じた施策に関するデータまで幅広く収集しているのが特徴。
また行政、産業界、研究機関などの実務の場での活用を想定し、具体的な全数値を表形式で提供することとし、可能な限り、(1)経年変化データ、(2)詳細な種別データ、(3)地域別データを盛り込むよう努めた。
構成は「第1章 経済社会一般」、「第2章 地球環境」、「第3章 物質循環」、「第4章 大気環境」、「第5章 水環境」、「第6章 化学物質」、「第7章 自然環境」、「第8章 環境対策全般」−−と環境問題のジャンル別に内容が整理されている。
一般の書店から購入できる(価格:1部2,200円、入手の問い合わせ先:(財)日本統計協会刊)ほか、環境省ホームページ内の「環境統計集」のページにも情報が掲載される予定。【環境省】