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環境ニュース[国内]

第2回EFV国際ワークショップを開催 早大・井深記念ホールで

大気環境 交通問題】 【掲載日】2007.02.26 【情報源】国土交通省/2007.02.23 発表

 国土交通省は2007年2月19・20日の両日、東京・新宿区の早稲田大学学術情報センター国際会議場井深記念ホールで、「第2回EFV(環境にやさしい自動車)国際ワークショップ」を開催した。
 このワークショップは、国内外のEFV開発、普及状況について参加者の理解を深めることが目的で約500名が参加。
 19日のプログラムとしては、(1)「日米欧におけるEFV開発・普及の現状」に関する日米独の講演者5名による講演、(2)「アジア各国におけるEFV開発・普及の現状と日本の役割」に関する日中韓・タイの講演者4名による講演を、20日のプログラムとしては、(3)「次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクトの経過報告」に関する9本の講演、(4)「アカデミックフォーラム−EFVに向けての学術研究の進展−」に関する4本の講演−−を実施。
 このうち19日の講演では、各国の大気汚染規制の現状、EFV開発・普及や燃料改善の取組みなどが報告されたほか、(一)日米欧で強化が予定されている大気汚染規制や、燃費規制を大型ディーゼル車が同時にクリアするために、先進的なエンジン技術、NOx還元触媒・低硫黄燃料が不可欠なこと、(二)2010年以降に温暖化ガス排出対策と脱化石燃料対策に焦点を絞った自動車技術・燃料技術の研究開発が重要になること、(三)自動車の大衆化が進展するアジア地域で、大気質改善、燃料性状改善、燃費改善に向けての協力が重要なこと、(四)CDMや排出権取引に関する京都議定書の仕組みを抜本的に改め、自動車からのCO2排出削減に関する協力を奨励する必要がある−−などの課題が指摘された。
 第3回会議は、ドイツ政府が07年11月19、20日にドレスデンでG8関連イベントとして開催する予定。【国土交通省】

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