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環境ニュース[国内]

環境技術開発等推進事業 19年度新規研究開発課題の追加募集開始

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.02.08 【情報源】環境省/2007.02.08 発表

 環境省は、提案公募型の研究開発制度「環境技術開発等推進事業」の平成19年度新規研究開発課題の追加募集を19年2月28日まで実施することにした。
 「環境技術開発等推進事業」は、環境省が開発すべき環境技術分野を特定し、これらの分野で国立試験研究機関、独立行政法人、民間企業が実施する研究・開発・実証課題を公募し、審査の上採択した課題に助成を行う制度。
 19年度についてはすでに、(1)次世代の環境保全技術の基礎となる「基礎研究開発」、(2)対応が急がれる技術の開発を行う「実用化研究開発」、(3)複数の環境問題を統合的に扱う研究・技術開発を行う「統合型研究開発」、(4)若手研究者による「実現可能性研究」−−の4タイプの技術開発に対して助成を実施するとして、18年10月31日から11月30日まで、課題募集が行われていた。
 今回の追加募集では、(1)「基礎開発領域」の助成対象(注1)に「健康リスク評価技術等分野」を加え、「環境リスク評価手法に関する研究」、「小児の脆弱性を考慮したリスク評価の研究」、「社会の中での環境リスクのとらえ方に関する研究」に関する課題を公募するとともに、(2)「戦略的研究開発領域」を新設し、この領域で「アジアの都市における自然共生環境管理システムの研究」に関する課題を公募する
 助成期間は(1)は2年、(2)は4年。助成金額は(1)が500〜5,000万円。(2)が2,500〜5,000万円。採択予定数は若干数の見込み。
 なお採択案件は外部専門家により構成される総合研究開発推進会議による審査結果を踏まえ、環境省が決定する。

(注1)第1次募集では「基礎研究開発」として、(一)次世代型環境リスク評価技術、(二)良効率環境修復技術、(三)健全な生態系保全と自然とのふれあいに関する技術、(四)その他、未解明な現象の解明に寄与する技術分野−−の4分野を助成対象としていた。【環境省】

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