塗装作業でのＶＯＣ排出抑制に向けた自主的取組推進セミナーを開催へ　全国４都市で

【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2007.02.06 【情報源】環境省／2007.02.05 発表

　環境省は塗装作業での揮発性有機化合物（ＶＯＣ）排出抑制の必要性や具体的な対策を関連事業者らに情報提供するセミナーを、平成１９年３月に全国４都市で開催することにした。
　大気汚染の原因物質の１つであるＶＯＣについては、１６年５月に公布、１８年４月１日から完全施行された「改正・大気汚染防止法」の中に、規制と事業者の自主的取組みを組合せ、効果的排出抑制を行うとの方針が盛り込まれている。
　今回のセミナーは、工業塗装業者、屋外塗装業者、塗料販売事業者、関連業界団体、行政機関、その他関心を持つ人を対象にしたもの。
　開催都市は東京（開催日：３月１０日、会場：北区赤羽会館４階大ホール）、名古屋（開催日：３月１５日、会場：名古屋市博物館地下１階講堂、大阪（開催日：３月１６日、会場：大阪府社会福祉会館５階ホール、福岡（開催日：３月１７日、会場：福岡県中小企業振興センター４階４０１会議室。時間はいずれも１３時から１６時まで。
　プログラムとしては（１）中央環境審議会委員または環境省担当者による講演「改正大気汚染防止法におけるＶＯＣ排出抑制制度（仮題）」、（２）坂井秀也・日本工業塗装協同組合連合会技術顧問による講演「塗装における自主的取組（仮題）」、（３）岡田勇司・日本工業塗装協同組合連合会副会長による講演「ＶＯＣ対策における塗装作業の見直しポイント（仮題）」、（４）平野克己・日本塗装機械工業会専務理事による講演「ＶＯＣ代替塗料・塗装法と排出抑制装置の導入効果」などが予定されている。
　参加希望者は申込書に必要事項を記入の上、ＦＡＸで申し込むことが必要。宛先は（社）全国環境保全推進連合会ＶＯＣ（塗装）セミナー係（ＦＡＸ番号：０３−５６８４−５７３９）。【環境省】