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環境ニュース[国内]

バーチャルな研究組織「まぐろ研究所」を新設へ 水産庁と(独)水産総合研究センターが連携

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.01.16 【情報源】水産庁/2007.01.16 発表

 水産庁と(独)水産総合研究センターは、需要が世界的に増大するとともに国際的な漁獲規制が厳しくなっているまぐろ類に関する研究開発を総合的に進めるバーチャルな研究組織「まぐろ研究所」を2007年2月1日付けで発足させることにした。
 この研究所は、水産総合研究センターの本部および中央、遠洋、西海区、養殖、水産工学の5研究所、栽培漁業センター、開発調査センターの関係部門が組織横断的なプロジェクトチームを結成して活動するもので、まぐろ類の資源管理、増養殖、流通・消費、関係漁業の構造改革などに関する研究開発をテーマとする。
 水産庁でも増殖推進部がこの研究所の活動に参加。研究開発に協力するとともに、得られた成果を行政施策に積極的に反映させるとしている。
 なお2月1日の発足後、具体的な研究開発計画が策定され、19年4月には本格的な活動が開始される予定。

 水産総合研究センターは、中央省庁改革の流れを受け、水産に関わる調査・試験・研究を総合的に実施する機関として13年4月1日に設立された組織で、栽培漁業センター、開発調査センター、さけますセンター、北海道区水産研究所、東北区水産研究所、中央水産研究所、日本海区水産研究所、遠洋水産研究所、瀬戸内海区水産研究所、西海区水産研究所、養殖研究所、水産工学研究所の12機関がこの中に統合されている。【水産庁】

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