一般財団法人環境イノベーション情報機構
鳥インフルエンザに対する冷静な対応を呼びかけ 内閣府食品安全委員会委員長談話
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.01.16 【情報源】内閣府/2007.01.13 発表
宮崎県清武町の養鶏場で鶏が大量死した件の原因がH5亜型のA型(注1)鳥インフルエンザウイルスであることが農林水産省の平成19年1月12日付け発表であきらかになったことを受け、見上彪・内閣府食品安全委員会委員長は翌13日、談話を発表した。談話は、食品安全委員会としては16年3月に発表した「鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方」にもとづき、国民に冷静な対応を呼びかけるもの。
「鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方」では、万が一、食品に鳥インフルエンザウイルスがついたとしても、それを食べることによってヒトが感染することは考えられないという見解を示している。
(注1)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1〜15の15型、NではN1〜9の9型が知られている。【農林水産省】