一般財団法人環境イノベーション情報機構
「アジアEST地域フォーラム」第2回会合をインドネシアで開催 「ESTに関するアジアの市長会合」開催など議論
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.12.19 【情報源】環境省/2006.12.18 発表
2006年12月11・12日にインドネシア・ジョグジャカルタで「アジアEST(環境的に持続可能な交通=Environmentally Sustainable Transport)地域フォーラム」第2回会合が環境省、国際連合地域開発センター(UNCRD)、インドネシア環境省の主催で開催された。「アジアEST地域フォーラム」は、アジア地域の持続可能な交通施策に関する提言を行うことをめざして、日本政府とUNCRDが共同で設立した政策対話の取組み。第1回設立会合は05年8月に名古屋市で「環境と交通に関する世界会議in愛知」の一部として開催された。
今回の会合では、全参加国政府が各国のESTに関連する取組状況を発表し、この発表を踏まえて参加者らがアジア地域でESTを推進するための課題や施策を議論したほか、各国のEST取組みの進捗状況を把握するためにUNCRDが提案した「指標ESTパフォーマンス指標」の導入に関しても議論が行われた。
また、国レベルの取組みと併せて、都市レベルの取組みを強化するために、アジア開発銀行(ADB)と連携して、ESTに関するアジアの市長会合を開催する構想が話し合われた。【環境省】